自然から溢れる癒しの効果!【ストレス軽減】

メンタル改善 モチベーションUP

こんにちは、Yuzuruです。

僕たちは人類ですが、現在の人類の基礎が形成されたのは、約680〜700万年前だそうです。

そこから人類は進化に進化を続け、1〜2万年前に石器時代から農耕生活に移行していきます。

それまではずーっと狩猟採集生活だったので、600万年以上今で言うワイルドな生活を送ってきた訳です。僕ら人間は、

    自然の中で獲物を追いかけ、太陽の光と共に暮らし、少数の仲間と語り合う。

人間の脳と体は、そんな環境の中で最高のパフォーマンスを発揮するように進化してきたのです。

がしかし!

日々テクノロジーや技術が進化して、人間社会が急発展してきました。

総人口の7割が田舎暮らしだった昔に比べ、今では総人口の7割が都市で暮らしています。
どうしたってストレスがかかってしまう世界です...

だからこそ時間を作ってでも自然にふれ合う事が大切です。

自然にふれる事は素晴らしい効果があると、科学的にも証明されています。(自然に関しては、以前空に関する記事も書きました↓)

今回は僕ら人間が自然の中にいると、どんな良い効果が起きるのか、というお話です。
少しでも参考になれば幸いです。

※自然の画像多めでいきますので、お時間あればゆっくり画像も見て癒されてください(^^)

今回の目次↓↓↓

  1. 1.自然の癒しの効果
    1. 1-1.確実に副交感神経が活性化する
    2. 1-2.人間の感情システムに影響を与える
    3. 1-3.腸内環境が改善する
  2. 2.日常に自然を取り入れる方法
    1. 2-1.PCやスマホの壁紙を好きな自然画像にする
    2. 2-2.観葉植物を置く
    3. 2-3.公園を散歩する
  3. 3.まとめ

自然の癒しの効果

確実に副交感神経が活性化する


自然とふれ合う事で、副交感神経が活性化されます。

副交感神経は、気持ちが穏やかな時に働く自律神経で、人体の疲れやダメージを回復させてくれる働きがあります。

自然にふれ合う研究結果

2016年のダービー大学が行った研究では、自然にふれ合う事の効果量は、『0.71』です。(効果量はどれくらい効果があるのかを数値化した様なものです!)

一般的に効果量は、『0.5』以上なら「効果大」なので、自然にふれる事の効果量『0.71』は、かなり効果の高いことがわかります。

ちなみに、マッサージや定番のリラクゼーションは副交感神経の活性化レベルが『0.57』と報告されています。(単純な比較は出来ないですが)

自然にふれる事でリラックスして癒されるのは確実なようです(´∀`)

人間の感情システムに影響を与える


感情システムというのは、人間の心の働きを3種類に分類した考え方で、それが

  • 興奮(喜びや快楽、ドーパミンで制御)
  • 満足(安らぎや親切心、オキシトシンで制御)
  • 脅威(不安や警戒、アドレナリン等で制御)

の3つです。
人間が最高のパフォーマンスを発揮するためには、3つのシステムがバランス良く機能していなければならないんですね。

都市での暮らしは、主に「興奮」と「脅威」のシステムだけが活性化しやすくなるのに対して、
自然の環境はこの3つの感情システムをバランス良く刺激してくれます。

腸内環境が改善する


自然の大気を吸い込むだけでも、人間の腸内環境は改善していきます。

自然の大気には大量に有用な微生物が含まれていて、それが呼吸器から体内に入って腸へいき、免疫システムに影響を与えるからだそうです。腸内環境が正常化するんですね。

日常に自然を取り入れるには


誰でも簡単に自然を日常に取り入れられる方法を3つご紹介します。

  1. 1.PCやスマホの壁紙を好きな自然画像にする
  2. 2.観葉植物を置く
  3. 3.公園を散歩する

PCやスマホの壁紙を好きな自然画像にする


まず、自然の影響効果で良いところは、「偽物の自然でも効果がある」というところです。

実際に自然の中にいなくても、「自然音」や「自然画像」を使って副交感神経を活性化させ、リラックスさせる事が出来ます。

アムステルダム自由大学の実験でも、自然の写真を5分ほど眺めるだけでも効果が得られるとの結果が出ています。

スマホやPCの待受画面を好きな自然の風景に変え、通勤電車や暇な時間には、目を閉じて風邪の音や自然の音を聞く。それだけでいいなら簡単に実践できますね(^^)
自然を取り入れる第一歩目にオススメです◎

観葉植物を置く


自分の部屋やオフィスの机に観葉植物を置くのも効果大です。

こちらもかなり色々な研究が行われていますが、ノルウェーでの実験での結果では、

    デスクの上に観葉植物を置いた従業員ほど主観的なストレスがなく、病気で会社を休む回数は少なく、仕事の生産性も高い傾向がある

と報告されています。
また、1998年のデータでも、観葉植物の近くで働くオフィスワーカーは肌荒れが減ったとの報告もあり、やはり副交感神経の活性化によって体内の炎症が治ったのが大きい理由のようです。

さらに、観葉植物を前にしながら作業をした人は、幸福感が47%アップし、作業の効率が38%も上がったという実験もあります(°▽°)スゴイ

観葉植物を置くだけでこんなに効果があるなんて、驚きです!(個人的にも置いていますが、見ると癒されます◎)
※身近に置く観葉植物の種類はなんでも良いみたいです

公園を散歩する


最後は、自然との接触を増やすために「公園」を活用しましょう。

仕事の休み時間に休憩で公園へ行く方も多いと思いますが、その効果は多くのデータで良い結果が確認されています。

公園でゆっくり読書するのもよし、軽く運動するのもよし、目を閉じてボーッと瞑想するのもよし、何でもありです♪

公園や森林は、緑が多く、空気中に有用な微生物が多いので、腸内フローラの改善にも効果が期待できますね。

最低でも1週間に30分」程度は公園へ行き、自然との接触時間を増やしていくのが良いと言われています。
公園へ行くことがあまりない方は、公園へ行く予定を立ててスケジュールに組み込むのも良いかもしれません(^^)

まとめ


いかがだったでしょうか。

自然とふれあうことで、

    1.副交感神経が活性化されて穏やかになる
    2.感情のバランスが整う
    3.腸内環境が正常化していく

そのために簡単に日常で出来ることは、

  1. 1.スマホやPC、音楽の中で自然を増やす
  2. 2.観葉植物を置いてみる
  3. 3.公園でゆっくりする時間を作る

忙しくて余裕がない時やストレス気味な時ほど、自然にふれる事が大切だという事がわかりました。

自然を感じ、自律神経を整えて、自分のペースで生きていきましょう(^^)

(今回参考にした本はコチラです↓)

ちなみに、この本は進化論をベースにして書かれていたりするのですが、個人的にとても説得力があって共感する内容の本でお気に入りです(^^)
漫画版↓(何故かどちらも持ってます笑)

それでは、今日も自然を探しながら、

Have a nice day♪