【行動経済学的】人間の「直感」を更に深ぼる!【ヒューリスティック】

行動経済学(ニンゲンの不思議)

こんにちは、Yuzuruです。

以前、行動経済学的な『直感』に関する記事を書きましたが、今回もその続きのようなものです!(前回同様「問題」あります♪)

今回はさらに深ぼっていきたいと思います(^^)

(前回まだ読んでない方はまずこちらからどうぞ◎)

前回、人間が物事を判断する時の思考として「直感的判断」と「思考的判断」の2つがあると言いましたが、今回は「直感的判断」に関してさらに深掘ります!

直感で判断するヒューリティクス


行動経済学or心理学では、直感や直感的判断のことを、

『ヒューリスティクス』

と呼びます。(何回も出てくるのでそのうち覚えます(^◇^;))

このヒューリティクスは、数種類の典型となるヒューリスティックによって構成されていて、今回はそのうちの一つである、

『利用可能ヒューリスティック』

なるものをご紹介します!

利用可能性ヒューリスティック

利用可能性ヒューリスティックとは、
「頭に思い浮かびやすい情報を基に判断する傾向」のことを言います。

ここで、突然ですが問題です。

    aで始まる英単語を書き出してください

・・・

どうでしょう。

Appleや、alarmなど色々出てきたと思います。

では、次の問題です。

    3番目にaがくる英単語を書き出してください

こちらはどうでしょうか。

最初に比べるとかなり難しいですね(・_・;頑張って考えると、smallとかsmashなど出てきた方もいるかもしれません。

このように、aで始まる英単語は頭に浮かびやすい、つまり、利用可能性が高いと言えます。

それに比べて、3番目にaがくる英単語は、利用可能性が低いと言えます。

ではさらに問題です。

    「aから始まる英単語」と、「3番目にaが出てくる英単語」とでは、どちらの数が多いでしょう

んー難しいですね。

あなたはどう思いますか?

一般的な人の場合は、aで始まる英単語の方がたくさん頭に思い浮かぶので、こちらの方が多いと考えるものです。

でも実際は間違いです。

aから始まる英単語は全英単語の約6%、3番目にaがくるのは9%だといいます。

簡単に、多く思い浮かんで利用しやすいからといって、安易に選んでしまうと、このような間違いが起こってしまします。

これが『利用可能性ヒューリスティック』の特徴なのです(°▽°)ナルホド

ではもう1つ問題です

    問題
    受動喫煙(自分の意思とは関係なく吸い込んでしまうタバコの煙(副流煙))によって年間で約6800人の人が死亡しています。
    では交通事故の年間死者(24時間以内に死亡)はこの数よりも多いでしょうか。また、実際の数字はどの程度だと思いますか?(2010年当時)

答えは...

「受動喫煙よりも交通事故の年間死者数の方がはるかに少ない」です。

同年の交通事故死者数は約4千800人で、現在に至っては、受動喫煙の死者数は増え、交通事故死者数は減り、その差が開いてきているという現状です。(現在は受動喫煙の死者数は約1万5千人だそうです・・)

私たちは交通事故のニュースをテレビや新聞でよく目にします。そのために記憶に深く刻み込まれていて、その数を過大に見積もりがちになります。

これは利用可能性ヒューリスティックが働いているために起こる間違いなのですね。

おわりに


いかがだったでしょうか。

簡単に思い浮かぶもの、自分と親近感があるもの、自分と関連を持つもの、重要だと判断してるもの、最近起こったものや検索しやすいものなど、これらは何かを判断する時に利用しやすいものです。

ヒトの脳は基本楽して生きたいので、難しく考える必要のない、「利用しやすい情報を使って判断」しようとするんですね。

たまには一歩引いて、客観的に自分自身や周りを見る必要がありそうです◎

様々な情報に振り回されそうになる時代ですが、自分の考えや価値観を大切にして生きていきたいですね(^^)

それでは、今日も素敵な1日を☆

Have a nice day♪