【後編】効果が出るイメージトレーニングのやり方【ポイントを解説】
こんにちは、Yuzuruです。
前回『イメージトレーニングの根拠と効果』について解説いたしましたが、今回はその続きです!
『効果的なイメージトレーニングのやり方と、その注意点』についてご紹介します。
前回のポイントをおさらいすると、
イメージトレーニングが効果的な根拠は、
- 現実においても想像においても、同じ神経細胞が反応するという脳の仕組みにある
その効果は、
- 1.理想のパフォーマンスに近づく
- 2.本番の緊張を和らげることができる
- 3.モチベーションが維持できる
- 4.イメージするだけで筋力低下が防げる etc..
という事でした。
今回はイメージトレーニングのやり方についてみていきましょう!
目次(この記事で分かる事)↓↓↓
- 1.イメージトレーニングのやり方&ポイント
- 1-1.リラックスしてイメージする
- 1-2.視覚化する
- 1-3.五感を活用する
- 1-4.ゴールとプロセス、両方をイメージする
- 1-5.細かい部分までイメージする
- 1-6.何度もイメージする
- 1-7.毎日行う
- 2.イメージトレーニングの注意点
- 3.まとめ
イメージトレーニングのやり方とポイント
イメージトレーニングは、ただやみくもに行なっても、効果が得られるわけではありません。
しっかりと結果が得られる効果的なイメージトレーニング法のコツがあります。
ポイントは以下の7つです↓↓↓
-
1.リラックスしてイメージする
2.視覚化する
3.五感を活用する
4.ゴールとプロセス、両方をイメージする
5.細かい部分までイメージする
6.何度もイメージする
7.毎日行う
順番に解説していきます◎
1.リラックスしてイメージする
イメージトレーニングの時はリラックスしている事が必須条件と言ってもよいほどとても重要です。
なぜなら、力が入ったり緊張していると、脳内の意識はイメージの世界ではなく現実世界にあるからです。そんな状態ではリアルにイメージを描くことはできません。。
最初は、静かで落ち着ける場所で集中力を高めた状態で行いましょう。慣れてくれば、電車の中や騒がしい場所でも行えるようになるようです(^^)
身体がリラックスしてるお風呂に入ってる時などが良いかもしれませんね◎
2.視覚化する
実際に目の前には現れていないけれども、その状況をあたかも現実のように頭の中で鮮明にイメージすることを、ビジュアライゼーション(視覚化)といいます。ビデオを見ているかのように、リアルで細かい部分までイメージするほど効果が高まります。
3.五感を活用する
視覚が一番重要ですが、それ以外のすべての五感を使ってイメージすると、より現実的なイメージが出来上がります。
どんな音が聞こえているか(聴覚)、温かいか寒いか(温痛覚)、体の触れた感じ(触覚)など、その場の環境をリアルにイメージすることで、脳が類似の経験をしたと錯覚してくれます。
仮想経験を積むことができるので「場慣れ」にも繋がり、本番の動揺を軽くしてくれるということですね。
4.ゴールとプロセス、両方をイメージする
イメージトレーニングは「成功」をイメージする事が大切です。
大会で優勝して胴上げしてる様子や、受験に受かって喜んでる様子など、「ゴール」や「成功の場面」をイメージする事でモチベーションの向上にも繋がります。
ですがそれだけでは、イメージが大雑把すぎて不十分なのです。
スポーツであれば、試合の流れがどうなるのか。どんな場面で自分がどんな活躍をするのか。細かい「プロセス」をイメージしないと、実際にその通りに身体や脳が動いてくれません。
5.細かい部分までイメージする
ゴールもプロセスも、可能な限り細部まで、詳細にイメージを描くほど良い結果が実現します。
スローモーションの動画で見ているような、鮮明で細かいイメージトレーニングも必要です。
肝心なポイントはスローモーションで再生したり、巻き戻したり、動画を見るように繰り返し確認するようにすると、それが反復練習にもなり、良い効果が得られます◎
6.何度もイメージする
一回だけイメージをしただけではトレーニングにはなりません..。
何度も何度も成功のイメージを繰り返す事が大切です!
繰り返せば繰り返すほど、イメージは鮮烈なものとして記憶に残ります。
7.毎日行う
イメージトレニングは一回で長時間行うよりも、短時間でいいので毎日行うことです。
1日5分を毎日行う。そのくらいのペースでも効果は得られます。
イメージトレーニングを習慣化にする、もしくは大事なイベントの一週間くらい前から毎日、イメージトレーニングを行うと良いようです。
直前に1、2回やっても急に効果が出るものではないのですね。
イメージトレーニングの注意点
それでは、次はイメージトレーニングを成功させるために、おさえておく注意点を3つお伝えしていきます。
- 1.イメージトレーニングの効果を疑わない
- 2.無機質にやらない
- 3.思い出したようにやらない
大切なので一つ一つ解説していきます◎
1.イメージトレーニングの効果を疑わない
まず一番大切なのは『イメージトレーニングの効果そのものを疑わない』ということです。
イメージトレーニングにおいては、疑えば、その効果は著しく落ちます..!(゚Д゚)
しっかりとした脳科学的な根拠もあるので、データやメカニズムも知り、「まともにやれば効果が出ないわけない!」という考えでイメージトレーニングに取り組んでいきましょう◎
2.イメージトレーニングを無機質にやらない
イメージトレーニングの目的は『現実世界を変えること』にありますよね。その現実世界を変えるのに大事なのは、『臨場感』や『リアリティ』です。
「臨場感」が低いイメージは現実世界に何の影響も及ぼしません。それはつまらない映画を見ているときのような状態と同じです。
つまらない映画を見ていても心が踊ることも泣くことも笑うこともありません。
これでは現実世界の変化は起こりようがないのです。
逆に「臨場感」の高いイメージは現実の世界に何らかの変化を起こします。
最高にエキサイティングな映画を見ているときは、泣き笑い、ハラハラし、見終わった後もモチベーションが上がってたりぐったり疲れていたり・・・何らかの変化が現実に起こっていますよね。
これと同じで、イメージトレーニングをするときは『感情も豊かに動くし、表情も変わるし、ときには息が上がっても良い』のです!
これはつまり、あなたの脳内では「現実を変えるインパクトのある臨場感の高い出来事が起こっている」という証拠なのです。
是非とも臨場感の高い、リアリティのあるイメージトレーニングを心がけていきましょう(^^)
3.イメージトレーニングを思い出したようにやらない
最後の注意点は、「イメージトレーニングを思い出したようにやらない」ということです。
イメージトレーニングは筋トレや日々の練習のように、毎日決まった時間に決まったメニューをこなす形にはなりにくいので、いつの間にかやらない時間が長くなって、また思い出したようにやるというケースに陥りがちです。
日々の筋トレや練習量は1日に限りがあるので、どんな人でも現実にできる活動量には限界があります。
ですが、イメージトレーニングは脳内の情報処理の話なので、限界がありません!1日に同じパフォーマンスを100回繰り返すこともできれば、高速でピンポイントに1万回繰り返すことも可能です。
つまり、ライバルに差をつけたかったり、パフォーマンスをもっと飛躍的に高めたいのならば、イメージトレーニングを習慣的に活用できるようになる事が重要になります◎
短時間でも毎日行って、うまく生活の中に組み込んでいきたいですね(^^)
まとめ
今回は前半、後半に分けて『イメージトレーニング』についてまとめました!
前編から振り返って内容をまとめると、
イメージトレーニングが効果的な根拠は、
- 現実においても想像においても、同じ神経細胞が反応するという脳の仕組みにある
その効果は、
- 1.理想のパフォーマンスに近づく
- 2.本番の緊張を和らげることができる
- 3.モチベーションが維持できる
- 4.イメージするだけで筋力低下が防げる etc..
イメージトレーニングの行うときのポイントは、
- 1.リラックスしてイメージする
- 2.視覚化する
- 3.五感を活用する
- 4.ゴールとプロセス、両方をイメージする
- 5.細かい部分までイメージする
- 6.何度もイメージする
- 7.毎日行う
さらに注意点として、
- 1.イメージトレーニングの効果を疑わない
- 2.無機質にやらない
- 3.思い出したようにやらない
いかがだったでしょうか。
イメージトレーニングは勝負の世界ではもちろん、趣味のスキルの向上、緊張する場面や、何かの技を身に付けたいときなど、日々の色んな場面で活用できますね◎
個人的には日々のモチベーションの維持のために、毎日数分だけでもイメージトレーニングの時間を確保して活用していきたいと思います(^^)ノ
それでは、今日もなりたい自分をイメージしながら...
Have a nice day♪