【前頭葉】の働きと機能、鍛え方をご紹介!【脳シリーズ】
こんにちは、Yuzuruです。
始まりました脳シリーズ!
昔々から研究され続けている『脳』。
感情や行動、記憶、視覚、聴覚、触覚、言語、すべてに関わっていて人間が人間らしく生きる上で最も重要な身体の一部だと思います。
脳を鍛えられるとは良く聞きますが、一体どの部分が鍛えられてどの部分が鍛えられないのか。分かりません(゚Д゚)
脳の中で役割を果たしている部分が違うので、1つ1つ分けて、
- どんな働きをしているのか?
- 鍛えられるのか?
- 鍛えたらどんな良いことがあるのか?
を勉強してまとめていきたいと思います!
脳を知ることで、何か新しい発見があるかもしれないし、人生のどこかでその知識を活かす事ができるかもしれません。
そんな期待も持ちながら、まず第一回目は「前頭葉(ぜんとうよう)」をテーマに見ていきましょう!
目次↓↓↓
前頭葉の働き
前頭葉は頭の前(おでこ辺り)の部分にあります↑
前頭葉は、物事を考えたり、それを行動に移したり、意思決定や感情をコントロールするというような、人間の行動の源になるようなとても重要な役割を担っています。
その前頭葉の大部分を占めているのが、「前頭前野」と言って、主に創造・記憶・集中・やる気を出す・コミュニケーション・自制力などを司っています。なので前頭葉の働きが活発だと、前頭前野も活性化され脳の回転が早くなり、情報処理能力や意思決定のスピードが向上したりします。
脳の中でも最も発達した部分と言われているそうです。
前頭葉は子供から大人への成長の過程で発達していきます。成長につれて幼稚さがなくなり、思慮深くなってゆくのは前頭葉が発達してくるからなんですね。
前頭葉は10代後半や20代でも発達するとも言われています。(※人間の脳は基本的に後ろから順に発達成長していくので、最後に発達するのが前頭葉なのです◎)
前頭葉は老化が早い
脳の中で発達するのは遅いのに、逆に老化するのは他の脳の部位に比べて早いのが前頭葉です(゚Д゚)omg
一般的に前頭葉の萎縮は40代から見られ始め、さらに60代、70代でさらに進むようです。
前頭葉が萎縮すると、相手の感情を読んだり、共感、感動するといった感情の働きが鈍くなり、意欲が低下します。喜怒哀楽の表現も乏しくなって、外の世界に関心がなくなります。
また、外出しないことで、運動の機会も人との交流も減り、体と脳の機能もさらに弱ってしまう。完全に悪サイクルですね(ーー;)
前頭葉は人間らしく生きる為に大切な場所なんですね。
そんな重要な前頭葉、鍛えられるのでしょうか??
前頭葉の鍛え方
A.鍛えられます!!
鍛え方も色々な方法がありますのでいくつかご紹介します(°▽°)
まず、前頭葉の特性をざっくりまとめてみると、
- 展開がどうなるかわからない事や思いもよらない事など、先が読めない事が起こると血流が増加し、活発に動く
- 初めて会う人対面して会話する時、その人を理解しようと活発に動く
- 同時に複数の作業を行うことで活性化
- 普段とは違う刺激を与えることで活性化
- 簡単な計算を速く解くこと、声を出して文章を読むことで活性化
この辺りは概ね共通事項のようです。
これらを踏まえて日々の生活で前頭葉を刺激するには・・・
家事
日々やる事で、簡単にできることで言うと「家事」があります。煩雑で面倒だと思うことを日常から取り入れると前頭葉を大きく刺激してくれます。
また、限られた時間内で料理・洗濯・掃除などをこなすには、効率よく作業をこなす必要があります。さらに優先順位をつけ、同時に複数の作業を行うことは、前頭葉の活性化にとても効果的です。
日常の家事も、いつもと違う工夫をしたりして、楽しんで行えれば脳の活性化にもなって一石二鳥ですね(´∀`)♪
料理
家事と一緒で料理もかなり頭を使います。
でも料理をするといっても、「いつもの料理をいつものようにやっている」というルーティンワーク(日常業務)になってしまうと、活性化の度合いは小さくなります。「いつも15分かかっているなら、今日は10分でやってみる」とか、いつもと違う刺激を与えることが大切です。
隙間時間に簡単な計算を解く、音読する
脳を鍛えるには簡単な計算を速く解くこと、声を出して文章を読むことが有効であるという結果も実験で出ています。その結果では、簡単な計算と音読の前と後とで記憶力が2~3割もアップするといったデータが得られています。
また、認知症患者に計算と音読を週に2~5日行ってもらったところ、学習を行っていない人たちに比べ、認知機能の低下の防止、前頭葉機能の改善に成功したのです。
複雑な計算じゃなくて簡単な計算というところがミソですね◎
通勤時間や夜寝る前などに行うのも良いんじゃないでしょうか(^^)
いつもと違う道を選ぶ
これが一番簡単です◎いつもと同じ道は何も考えず楽ですが、いつもの道の一本前で曲がってみるとそれだけで景色も違いますし、それだけで脳は刺激を受けているのですね。これは個人的にも日々意識している簡単なやり方です☆ぜひ取り入れてみてはどうでしょうか^^
笑う
「笑う」ことでも前頭前夜は活性化します。さらに「笑わせよう」としてダジャレをひねることでも活性化するらしいのです!
色々な人の笑顔が次々と展開するスライドショーを見るだけでも、脳は刺激を受けるので、笑顔に満ちた家庭や地域、会社が充実しているのは当然のことかもしれません。
また、誰かの「いいところを思い出す」場合と「いやなところを思い出す」場合を比べてみると、「いいところを思い出す」ほうが前頭前野が活性化するとのことです!
これで脳に刺激を与えられるとは、なんて素敵な方法でしょう(´∀`)
前頭葉が傷つくとどうなる?
一般に、前頭葉が損傷を受けると、問題を解決する能力や、計画を立てたり行動を起こしたりする能力が失われます。
例えば、道路を横断したり、複雑な問いに答えること(遂行機能と呼ばれることもあります)ができなくなるようです。
しかし、前頭葉の損傷を受けた部位に応じて、障害の特性も変わってくるようです。
まとめ
脳シリーズの第一回目でしたが、思ったより長くなってしまいました(^◇^;)それほど複雑で重要だという事ですね。
前頭葉を鍛えると、
- モチベーションが上がる
- 思考力や行動力も上がる
- 記憶を引き出す力が上がる
- コミュニケーション能力まで上がる
- 仕事の効率が上がるetc...
良い事づくしですね!
個人的には笑ったり他人を笑わしたり、人の嫌なところより良いところを思い出す方が刺激を与えるというところが素敵な発見でした(^^)
笑ってる人を見て自分も笑ってしまうのは「ミラーニューロン」の話で聞いたことあります、また「脳」に関しては、今後どんどん深ぼっていきたいと思います!
(追記:ミラーニューロン記事できました!↓)
今回参考にした書籍はこちら↓↓
それでは、Have a nice day♪!
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