愛のホルモン【オキシトシンとは?】オキシトシン効果で健康+幸せに

ホルモンシリーズ モチベーションUP

こんにちは、Yuzuruです。

皆さんは「愛のホルモン」と呼ばれるホルモンがあるのをご存知でしょうか。

人間の脳には、心や身体を正常に保つために、100種類以上の脳内ホルモンが分泌されています。

その中でも、「3大幸せホルモン」と呼ばれるものが、「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」です。

以前、ドーパミンとセロトニンについては記事にしましたが、今回は「オキシトシン」についてです!

そしてこの「オキシトシン」こそが、愛のホルモンと呼ばれているそうです...!
何とロマンティックな..。

最近も特に注目が集まっているようで、気になるホルモンです(^^)さっそく見ていきましょう!

(ドーパミン、セロトニンについてはこちら↓☆)


目次↓↓↓

  1. 1.オキシトシンとは?
  2. 2.オキシトシンの効果
  3. 3.オキシトシンを活性化するポイント
  4. 4.おわりに

オキシトシンとは?


オキシトシンは、脳の「視床下部」と呼ばれる場所から分泌される脳内ホルモンです。

    ※視床下部とは、
    自律神経や内分泌をコントロールする司令塔。代謝や体温の調節、情動・本能などの重要な機能を受け持ち、体や体内環境の変化に適応できる状態に体を整える器官です。

オキシトシンが分泌されると、脳内で4つの作用が起こります。

1.セロトニンが分泌される

オキシトシンが出ることによって、心を落ちつかせ、幸せな気分を高めてくれる癒しホルモンの「セロトニン」の分泌も促してくれます。

さらに、もう一つの幸せホルモンである「ドーパミン」の分泌も促してくれるとのことなので、「3大幸せホルモン」は良い相関関係があるようです。

2.ストレスホルモンを抑える

ストレスがかかるとCRFというストレスホルモンが分泌されます。

このCRFが抑えられることで、ノルアドレナリンやコルチゾールというホルモンの分泌も抑えられ、副交感神経の働きを高めて自律神経を整えてくれます。

    ※ノルアドレナリンや、コルチゾールは、ストレスホルモンに反応して、ストレスと戦うために出てくるのですが、過剰に分泌されると、逆に自律神経を崩して、結果的に免疫力を下げてしまうのです。

(※ストレス防御システムについてはいずれ記事にまとめたいと思います!)

3.アミノ酸の分泌

ストレスを和らげ、興奮した神経を落ち着かせてくれるGABA(ガンマアミノ酪酸)というアミノ酸を分泌します。

4.エンドルフィンの分泌

脳内麻薬と呼ばれ、体の痛みをやわらげてくれる「エンドルフィン」の分泌を促します。

このように、オキシトシンが出るだけで、身体の健康を維持するための色んな物質に影響与えているんですね。

何だか難しい言葉がいっぱい出てきましたが、脳内の作用をまとめると、

    オキシトシンが分泌されると、
    『ストレスに強くなり、自律神経が整うことで胃腸や心臓の状態が良くなり、体の痛みが消え、そして幸せな気分に満たされる』

という、なんとも素敵なホルモンですね!

オキシトシンの効果


では、オキシトシンが出ることによって、具体的にどんなことが起きるのでしょうか。

その効果も様々あり、次のような健康効果が表れるとされています。(これでも抜粋してます↓)

    ・ストレスから解放される
    ・免疫力がアップする
    ・自律神経が調整される
    ・血管を広げて血圧を下げる
    ・動脈硬化を防ぐ
    ・胃腸が丈夫になる
    ・便秘が解消する
    ・心臓の機能が高まる
    ・質の良い睡眠がとれるようになる
    ・体の痛みが和らぐ
    ・人に対して優しくなる
    ・共感力が高まる
    ・人への信頼感が増す

などなど・・・。

すごいですね!!そりゃ注目されるホルモンなわけです・・∑(゚Д゚)

では、どうすればオキシトシンを分泌できるのでしょうか!

オキシトシンを活性化するポイント


ポイントは2つあります。

    1.「あなたの五感にとって気持ちの良い刺激を与えること」
    2.「人と交流すること」

です!

五感へ心地のいい刺激を与える

五感に心地いい刺激を与えることで、体の不調を改善する方法は、すでに医療の現場で積極的に取り入れられており、世界中で研究も盛んに行われています。(※補完代替医療(CAM)と呼ばれる医療だそうです)

この医療の効果の背景に、オキシトシンの分泌があるのではと考えられているそうです。

五感への心地いい刺激とは、具体的には、

    おいしいものを食べる、いい香りを嗅ぐ、好きな音楽を聴く、美しい景色を見るなど。

そしてなにより体への心地いい刺激がオキシトシンを分泌します。

    パートナーとのスキンシップ、ハグ、キス、セックスなど。

また、心と身体の相互作用を利用した、「瞑想」や「座禅」「ヨガ」なども良いそうです(^^)

人と交流する

オキシトシンが他の幸せホルモンであるセロトニンやドーパミンと大きく違うところは、人との交流で分泌されるところです。

具体的には誰かのことを思いやったり、誰かにやさしくしたり、共感したりすることで分泌されます◎

しかも自分だけでなく、優しくされた相手にもオキシトシンを分泌させるのです!

人間はたくさんのホルモンを持っていますが、そのどれもが、

『自分の体を維持するためのもの』で、『他の人に影響を与えるのはオキシトシンだけ』なのです!

自分だけでなく、みんなを幸せにする、まさに「幸せ(愛の)ホルモン」ですね(°▽°)

つづく...


今回はこの辺で、続きは次回に!一回で終われませんでした(^◇^;)

本当は具体的に『日常生活でオキシトシンを出す方法』まで書く予定でしたが、長くなるので、次回まとめてババーンと書きたいと思います!

それでは、

今日を健康に幸せに生きるために、人との交流を大切に、自分の五感に素直に、心地の良いことをして過ごしていきましょう(^^)

(今回参考にした本はこちら↓)

Have a nice day♪