【プラシーボ効果とは?】思い込みの力で体調回復!

メンタル改善

こんにちは、Yuzuruです。

今回は「プラシーボ効果」すなわち「思い込み」について深掘りたいと思います。

日常で思い込みの場面に遭遇することはよくありますよね、自分のことに関しても、他人の事に関しても、無意識に思い込んでいる部分があると思います。

人は思い込むとどうなるのか。
思い込みの凄さ、侮ることなかれ。です。

この記事を読んで得られること↓↓↓

  • プラシーボ効果とは
  • プラシーボ効果のメカニズム
  • プラシーボ効果の実践例
  • 自分自身にプラシーボ

プラシーボ効果とは?


プラシーボ効果は「偽薬(本当の薬ではない成分)を投与したにも関わらず、症状が回復したりやわらいだりする現象」の事です。最近は日常でよく使われていますが本来は医療用語です。

プラシーボ効果のみを目的とした偽薬を販売してる会社があるほど、効果が確認されています。

「この薬を飲めば治りが早くなるよ」と渡されたものが飴玉だとしても、薬だと信じて飲めば治ってしまうものです。
子供に「痛いの痛いの飛んでけ〜!」と言われて泣き止むのもプラシーボ効果の一種のようです。

ちなみにプラシーボはラテン語で「喜ばせる」という意味の単語からきているそうです。

なぜプラシーボ効果で治るのか


プラシーボ効果には脳が強く関係しています。

調べていくと専門用語が出てきまくりなので、難しいのですが、プラシーボ効果のメカニズムはまだ完全には解明されていないようです。

ただマウスで行った実験では、期待や快楽によって、免疫力が高まるということが立証されているようです。
プラシーボ効果はオカルトではなく、思い込みによって起こる科学的な現象だったんですね。

一部の記事によると、

    『これまでの研究では、霊長類の背外側前頭前皮質(dlPFC)が、プラセボ効果における予測や期待感に関与することが報告されていた。
    プラセボ効果に関与する因子としては、信頼の度合い、期待感、過去の記憶、暗示・明示を含む手法の意味、等が関与することが報告されているが、このうち最も大きい要素が期待感(expectation)であると報告されている。』

との事です。

・・・とりあえず脳の報酬系が関わっている事は分かっ。。(^◇^;)た気がします笑。

どのくらい効果があるのか


実例をいくつか紹介します。

薬の値段の実験

アメリカで電気ショックの実験がありました。
被験者を2つのグループに分け、電気ショックの痛みを和らげる薬を投与するという実験です。

1つのグループには「1錠たった10セントの薬」と説明し、もう片方には「2ドル以上もする新薬」と説明しました。
でも、実はどちらも偽薬だったのです。∑(゚Д゚)

その結果・・・

「新薬」と説明されたグループの方が痛みの軽減効果が大きかったとの事です。
高い薬の方が良く効く気がするという思い込みです。すごいですね(°▽°)

うるしの実験

「うるしに触るとかぶれる」というよく聞く話に関する実験です。
2つのグループに分けた被験者に「うるしの葉」と「栗の葉」を触らせるというものがありました。しかし、うるしを触らせたグループには「栗の葉」と、栗の葉を触らせたグループには「うるしの葉」と、逆に説明しておいたのです。

その結果、栗の葉を触ったグループに発疹が出て、うるしの葉を触ったグループには何もなかったという結果になっています。こりゃ驚きです(゚Д゚)

ダミー手術の実験

投薬だけでなく、「手術行為」そのものにもプラシーボ効果を促す作用があります。

背骨の骨折などで「椎骨形成術」という手術が必要な患者たちを、コンピュータがランダムで「通常の手術」を行うか「ダミー手術」を行うか決め、「ダミー手術」の方は医療行為を何もしない、という実験です。患者には何も知らせず、医師や看護師たちは手術室に入るときから「今から手術を行います」「今からセメントを入れますよ」など声掛けの演技でやりすごしたと言います。

手術後、「ダミー手術」側の患者たちにも、通常の手術と変わらない回復が見られたそうです。76歳の患者がゴルフをできるようになるほどの回復量だったそうな・・・

凄過ぎですね人間のは身体どうなってるんだと(゚Д゚)

生活の中で取り入れる


ここまでがプラシーボ効果の概要です。
ここからはこんな凄い効果を日常で利用できないだろうかというお話です。

「病は気から」とはよく言ったのもので、どうやら心と体には深い繋がりがあるようです。

プラシーボ効果の興味深いところは、「これはプラシーボ効果の実験だ」とわかっていても効果があるという事です。
という事は、自分自身に利用しても効果が出るのでは・・?

実は数年前から実験していることがあります。

以前記事にもしましたが、数年前にハイカカオチョコレートの効果を知って以来、毎日5、6粒を2、3時間おきに食べています(過去記事参照)

そしてチョコを食べる時はこう自分に言い聞かせて食べます↓↓

「これを食べれば体力が回復して体調も良くなって気分も上がるし、その効果が実証されてるのだ!」

と。こんな感じで、一種の回復アイテムとして食べます笑。

ドラゴンボールで例えると、食べると体力が全快する「せんず」のイメージです!
ドラクエで言う「薬草」、マリオで言う「1upキノコ」、ファイナルファンタジーで言う「ポーション」みたいなノリです(^o^)/

めっちゃ疲れていても、これを食べれば回復すると思い込むわけです。

そう思い込んで食べると、冗談じゃなくやる気が戻り、モチベーションが上がり精神的体力が回復した気になります。(もちろん日によって差はありますが(^^;))

そしてこの「良くなった気がする」と言うのが大切で、これによって脳内でドーパミンが分泌され、ほんとにやる気が戻ってくるという好循環が生まれます。↓

これを利用しない手はないですね!

まとめ


今回はプラシーボ効果についてまとめました。

プラシーボ効果は医療現場でも使われる良い効果のことを言いますが、注意しなければならないのは、思い込みの力はマイナスにも働いてしまうという事です。
プラスの思い込みをすることが大切です(^^)v

最後に、僕が好きなONE PIECEに出てくる、特に好きな名言があります。

『信じる事、それが“強さ”だ...!』

それでは、

今日も絶対良い一日になる!良い事が起こる!良い事が見つけられるー!

Have a nice day!!