【腸は第二の脳!】腸の働きや脳との関係をわかりやすく解説します

メンタル改善 脳に関する話

こんにちは、Yuzuruです。

今回のテーマは『』です!

楽しい人生が送れるかどうかは腸の状態によって決まると言っても過言ではありません..!

綺麗な人や健康や美容の意識が高い人は「腸活」をしている人が多いですよね。

腸は第二の脳とも呼ばれるくらい重要な体の器官なのです!

これを機に「腸」を知り、日々の健康に活かしていただければ幸いです(^^)

この記事はこんな気持ちの方にオススメです◎

  • 腸の働きが知りたい!
  • 第二の脳ってなんぞや?
  • 腸活してみたいかも

目次(この記事を読んで得られる知識)↓↓↓

  1. 1. 「腸は第二の脳」と言われる理由
  2. 2. 脳腸相関とは?
  3. 3. 腸の働き
    1. 3-1. 食べ物を消化、栄養を吸収する
    2. 3-2. 水分を吸収、排泄する
    3. 3-3. 外敵などから体を守る
    4. 3-4. 腸の働きのまとめ
  4. 4. まとめ

「腸は第二の脳」と言われる理由


まず、なぜ腸が「第二の脳」なんて言われるのでしょうか?

それは、、、

腸が『脳からの指令がなくても独立して働くことができるから』です!

腸の神経細胞は脳の次に多く、約1億個もあります。(脳は1000億以上..!)また、腸は「腸管神経系」と呼ばれる独自の神経系を持っています。

この独自の神経ネットワークがあるため、脳の指令がなくても自分で考えて自分で活動することができるんですね。

腸は消化・吸収・排泄と、生物が生きていくためにもっとも重要な働きを担っています。

もし体に有害なものが侵入した時、脳の刺激を待っていては対応が遅れてしまうので、それを防ぐために神経細胞が多く存在し、独自で判断して強制的に排泄ができるシステムをもっているのです。

脳の指令がなくても動ける臓器があるなんて驚きですね∑(゚Д゚)

ただ、脳の指令がなくても活動ができる腸ですが、脳との関係はめちゃくちゃ密接です..!

わかりやすい例でいうと「緊張したりストレスを感じるとお腹が痛くなる」というのがそれです。

一体どういうことなのか、腸と脳の関係について詳しくみていきましょう◎

脳腸相関とは?


腸と脳がお互いに密接に影響しあうことを「脳腸相関」といいます。

具体的には、脳と腸は自律神経系、免疫系、内分泌系(ホルモン)の3つの経路を介して、互いに影響を及ぼしあっています。

脳から腸へ、腸から脳へ、一方的ではなく双方向的に情報を交換しあっているんですね◎


(引用:Healthy Beauty Park)

先ほどの「ストレスを感じるとお腹が痛くなる」というのは、脳が自律神経を介して、腸にストレスの刺激を与えることによって引き起こされるものなのです。

また脳で感じる食欲にも、消化管から出るホルモンが関係していることが示されています..!これは腸の状態が脳の機能にも影響を及ぼすことを意味していますね。

そして互いに影響を及ぼすということは当然、リラックスしているときや腸内のバランスがきれいに整っているときは、「脳が不安を感じることを抑えられる」という良い影響も及ぼすということです◎

幸せホルモン『セロトニン』は腸で作られる

幸せを感じる時に出る脳内ホルモンに「セロトニン」というものがあります。

実はこのセロトニンの90%以上が腸で作られています..!

「脳内ホルモンは、脳内で作られる神経伝達物質のことだろー!」と思うのが普通ですが、実はこのセロトニンは、

もともとは腸内の神経伝達物質で、それが脳でも使われるようになったとのことです!これは驚きです(゚Д゚)

セロトニンは幸せ3大ホルモンのひとつで、セロトニンが活性化されると癒しを感じたり、心が落ち着きます。

健康に生きる上でとても重要なセロトニンの9割以上が腸で作られているなんて、いかに腸の役割が大事かがわかりますね◎

(セロトニンについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↑☆)

腸の働き


そんな重要な役割を持つ腸ですが、具体的はどんな働きをしているのでしょうか。

基本的な3つの働きをみていきます↓

1. 食べ物を消化、栄養素を吸収する

まずは「消化・吸収」です。

「消化」の働きは小腸にあり、食べ物に含まれる栄養素を吸収されやすい大きさや形に分解してくれます◎

だ液や胃の消化液で、炭水化物とタンパク質が分解され、腸では脂肪の分解が行われます。

消化された栄養素は、腸の内側にある絨毛(じゅうもう)と呼ばれる部分から体内に取り込まれます。

絨毛の内部にはリンパ管毛細血管がつながっていて、栄養素はここを通って体内に吸収されていくのです。

それから一度肝臓に蓄えられ、その後再構成されて全身へ送られるというのが、基本的な消化→吸収の流れです◎

2. 水分を吸収、便を作り排泄する

次に、栄養素が吸収されると、大腸には食べ物のカスが残ります。(大腸は、盲腸・結腸・直腸に分かれています◎)

そして徐々にそのカスから水分が吸収され、適切な固さの便をつくります。

その便が肛門の手前の直腸まで運ばれると、脳に刺激が伝わり、便意を催します。

これが消化→吸収→排泄の流れになります(^^)

このように、「栄養素を吸収→残った食べ物のカスから水分を吸収→便が作られる→体外へ排泄する」のが腸の役目です。

ですがもし腸の状態が悪ければ、その役目をスムーズに果たせず、腸の運動が乱れたり、水分が正しく吸収されなくなります。

その結果、便秘や下痢を引き起こしてしまうのです (~_~;)

3. 外敵などから体を守る


もうひとつ、腸にはとても大事な働きがあります。

私たちの口からは、食べ物だけでなく、知らず知らずのうちに細菌やウイルスやさまざまな病原体を取り込んでいます。

口と腸は一本でつながっているので、何もしないと腸にまで体にとって悪いものがどんどん侵入してきます..!

これを防ぐために、腸には悪いものを侵入させない働きが備わっているのです。

腸の内側はネバネバした粘液で覆われているのですが、それが悪い菌の体内への侵入を拒んでくれるんです◎

また、腸は「人体最大の免疫器官」と呼ばれているほど、免疫細胞が多く存在しています。

※この免疫について語ると長ーくなるので、ここでは省略します(今後「免疫力」について詳しく記事にする予定です!)

腸の働きのまとめ


というわけで元気な腸の条件としては、

    1.栄養をしっかりと吸収する力
    2.不要なものを排出する力
    3.免疫力を保つ力

があることですね。

1. 元気な小腸は、栄養素をしっかりと吸収しパワーの源をつくり出す。

2. 元気な大腸は、水分を吸収して便を適度な硬さにするとともに、リズミカルなぜん動運動でスムーズな排出をサポートしてくれる。

3. 腸は病原体やウイルスから体を守ってくれる免疫システムでもあるので、腸内環境が良好なことも重要。

腸が元気でいることが、体全体の健康を守ることにつながるんですね(^^)

おわりに


以上、今回は『腸の脳の関係』や『腸の働き』について深ぼってみました!

腸に関しては、免疫力や腸内フローラのことなど、まだまだ記事にしたいことがあります。

話題の「腸活」のやり方なども今後詳しく解説したいと思いますので、参考にしてもらえれば幸いです(^^)

それでは、ありがとうございました。

今日も第二の脳を活性化させつつ...

Have a nice day♪